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2007年9月

日本にもある素晴らしい直線

出張で姫路に行ってきました。

Himeji 姫路といえば姫路城、国宝であり、日本で最初に登録された世界遺産の一つです。ここは思った以上に感動でした。

8月にパリの直線軸の素晴らしさについて書きましたが、

http://paris-paris-paris.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_d605.html

姫路の直線軸もスゴイ。姫路駅の建物から外へ出ると、駅と直角に伸びる道路の1キロほど先に姫路城が聳えているのです。まるで、オペラ通りの一番端からオペラ座を見るように、街並み全体が姫路城を中心に造られているのが実感できました。街づくりの意識の低い日本でこういう景観に出会うと、嬉しくなります!

さらに、前の仕事が早めに終わり、1時間の余裕ができたので、「しめた!」と思って駆け足で姫路城の天守閣まで上ってきました。平日でしたが観光客も多く、その半分くらいは外国人。英語、ドイツ語、中国語、韓国語が飛び交っていましたが、堂々たる城にみな満足げに写真を撮っていて、見ていて嬉しかったです。

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コルマール

パリ以外で好きな街は? って聞かれると、コルマールと答えています。

アルザスの中心都市はストラスブールですが、そこから南に下るのがワイン街道。果てしなく続くようなブドウ畑の間に、小さく可愛らしい街が現れては消えていきます。

その中でもある程度の規模を持った街がコルマールです。

Colmar2この街にはいたるところに木組みの家が残っていて、散歩しているとおとぎの国に迷い込んだかのように感じます。木組みは、必ずしも直線ではなく、子供が描いた絵のようにいびつですが、それが木の温かみを感じさせてくれます。

もう一つ素晴らしいのは、多くの家のテラスに花が飾られていること。住民みんなが、まるで自分の家の庭を飾るように街を飾っているのです。

もちろん花を飾る木組みの家は、スイスやドイツにも見られますが、なぜかコルマールの街並みが一番気に入っています。

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アルザスの青い空

3連休なので、ちょっとパリを離れてみます(空想上の話だけど)。

Alsace フランスは地方によって雰囲気ががらっと変わりますが、もっともパリと雰囲気が違うのがアルザスではないかと思います。そういえば、20年位前のドラマ『アルザスの青い空』(山下真司、坂口良子主演)って覚えてますか?

ブドウ畑で働く日本人の物語でしたが、あのドラマで記憶に残っているのはブドウ畑だけです。アルザスはもちろんブドウとワインの産地としても有名ですが、それ以上に街並みが特徴的です。

アルザスはドイツとの国境に接し、ドーデの『最後の授業』の舞台となった地域です。19世紀後半、普仏戦争にフランスが敗れてドイツ領になりました。そのときにフランス語の先生も免職となり、明日からはドイツ語が国語になるという時に行ったのが、フランス語での最後の授業です。そんな歴史がある地域ですので、木組みの家の多い街並みもドイツ的であり、言葉もドイツ語がよく通じる地域です。

次回はアルザスの街をご紹介します。

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サントシャペル礼拝堂

パリで好きな場所。ルーブル、オルセー、ロダン美術館、リュクサンブール公園、シャイヨー宮から見るエッフェル塔、モンマルトルの階段、ムフタール通り・・・ 限りなく思い浮かびますが、その中でも1・2を争うのがサントシャペルです。

Saintechapel_3 ここは、聖王ルイ9世がキリストが被せられた茨の冠を納めるために、13世紀に造った礼拝堂です。シテ島にありますが、マリー・アントワネットが幽閉されたコンシェルジュリーと隣合っている(共通割引券もあります)ので、ぜひ合わせてご見学ください。

さて、ここの素晴らしさは2階のステンドグラスです。柱の存在さえ感じられず、壁一面色ガラスだけでできているんではないかと思わせるほど、見渡す限りのステンドグラスです。ここへ行くなら、晴れた日の午後がお勧めです。太陽光がステンドグラスを通して堂内に降り注ぎ、まるで色とりどりの光の洪水を浴びているような、幻想的な世界に浸れます。

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ロダン美術館

パリには、ルーブル美術館やオルセー美術館のように、幅広い画家の作品を展示している美術館がある一方、個人の芸術家の美術館もたくさんあります。個人の芸術家の美術館に行けば、その画家の作品をたっぷり鑑賞することができます。

Rodin3_2その中でも私が好きなのは、ロダン美術館。ロダンというと『考える人』や『地獄の門』など、ごつごつした作品をつくる彫刻家というイメージを持っていましたが、この美術館を見て印象ががらっと変わりました。『接吻』(写真)に代表される、愛に満ち溢れた優しい作品を沢山制作していたのです。

その後、弟子のカミーユ・クローデルとの恋物語などを知ると、ますますロダンは興味深い作家に思えてきます。

また、ロダン美術館は貴族の館を利用した、広い庭に囲まれた素敵な場所。大都会の中でホッとできる空間です。パリのお勧め観光スポットです。

ちなみに、15日(土)22時、テレビ東京の『美の巨人たち』のテーマはロダンです。ぜひご覧になってください。

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バガテル公園

バガテル公園といえば、伊豆半島の河津にあるバラ園。その姉妹園が実はパリにもあるのです。なんて、本当はパリの方がずっと先にできたのですが、Yahooで「バガテル公園」で検索すると、何と19位までが河津の方でした。

Dscf1059僕も訪れたのは、実は河津が先(4~5年前)でした。バラ園がきれいなのはもちろん、マロニエの木まで植えてあって、フランスの雰囲気を出そうという思いが伝わってきて、嬉しくなりました。パリの「バガテル公園」を訪れたのは今年の5月が初めてです。

パリのバガテルは、その広大さにびっくりしました。バラ園そのものは河津と同規模でしたが、敷地内に入ってからバラ園までが遠く、また標識もないのでなかなか行き着けないのです。でも誰も慌てたりはしていません。半日くらいかけてピクニック気分でやってくるのでしょう。みんなのんびりと散策しているのが印象的でした。

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